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Outlook
■ 「プロセルピナ」で作成した自己署名証明書を、「Outlook Express」で使用する ここでは、 「Outlook Express」ユーザが、 (1) 自己署名証明書を使用する人に暗号化(デジタル封書)のメールを送る (2) 自己署名証明書を使用する人から受信した、デジタル署名されたメールの署名を検証する 場合に必要となる登録処理を説明しています。 また、 (3) 「プロセルピナ」で自己署名証明書を作成し、それを「Outlook Express」で使用する 場合に必要となる登録処理をについても、説明しています。 自己署名証明書は、 「プロセルピナ」で作成したものを前提に説明しています。 「プロセルピナ」以外にも自己署名証明書を作成するツールはありますが、 「Outlook Express」で使用できない場合があります。 また「プロセルピナ」で作成した場合でも、 プライベートプロキシ用に作成した自己署名証明書は、 「Outlook Express」で使用できません(証明書の拡張情報部にメールアドレスが登録されていない)。 ■ 自己署名証明書を使用する人とのメール送受信 「Outlook Express」ユーザが、 (1) 自己署名証明書を使用する人に暗号化(デジタル封書)のメールを送る (2) 自己署名証明書を使用する人から受信した、デジタル署名されたメールの署名を検証する 場合に必要となる登録処理です。 (補足: 自分の証明書を用意する必要はありません) (1) Windows証明書ストアに、自己署名証明書を登録する 「Windowsの証明書ストアに、自己署名証明書を登録する」 の (3) 受け取った証明書を、証明書ストアの「ほかの人」にインポートする (4) 受け取った証明書を、証明書ストアの「信頼されたルート証明機関」にインポートする を参照して、証明書をインポートします。 (2) アドレス帳のアドレスと証明書を関連付ける 「Outlook Express」のメニューから、 「ツール(T) > アドレス帳(B)...」 でアドレス帳を開き、証明書所有者のアドレスを選択して「プロパティ」のツールメニューを選択します。 「プロパティ」フォームが開きますので、「デジタルID」のタブを選択して、 [インポートM...]ボタン を押し、受け取った証明書(.cerファイル)を選択します。 「デジタルID」タブの「選択された電子メールアドレスに関連付けられているデジタルID」の欄に、 メールアドレスと、緑色のチェックマークが表示されます。 緑色のチェックマークでなく、赤い×印の場合は、上記(1)の手順をもういちど確認してください。 (3) メッセージを暗号化して送信 メール作成時に、メール作成フォームのメニューから 「ツール(T) > 暗号化(E)」 を選択しておきます (メニューに ☑(チェックマーク) がつきます)。 後は普通のメールの場合と同じです。 ■ 自己署名証明書を作成し、「Outlook Express」で使用する 「Outlook Express」ユーザが、 (3) 「プロセルピナ」で自己署名証明書を作成し、それを「Outlook Express」で使用する 場合に必要となる登録処理です。 (1) 自己署名証明書を作成する S/MIME用に、 .cerファイルと.pfxファイルを用意します。 → 自己署名証明書の作成 (2) Windows証明書ストアに、自己署名証明書を登録する 「Windowsの証明書ストアに、自己署名証明書を登録する」 の (1) .pfxファイルを使用して秘密鍵を「個人」にインポートする (2) .cerファイルを使用して証明書を「信頼されたルート証明機関」にインポートする を参照して、証明書を CurrentUserのWindows証明書ストア にインポートします。 (3) アカウントと証明書を関連付ける 自分のメールアカウントと、上記(1)で作成した自己署名証明書を関連付けます。 「Outlook Express」のメニューから、 「ツール(T) > アカウント(A)...」 で「インターネット アカウント」フォーム開き、 「メール」タブから アカウント(メールアドレスが、自己署名証明書を作成したときに指定したメールアドレスのもの) を選択して [プロパティ(P)]ボタン を押します。 プロパティのフォームが開きますので、「セキュリティ」タブを選択して、 「署名の証明書」と「暗号化の設定」の欄に証明書を設定します。 どにらにも、上記(2)でインポートした証明書を設定します。 (4) メッセージにデジタル署名して送信 メール作成時に、メール作成フォームのメニューから 「ツール(T) > デジタル署名(D)」 を選択しておきます (メニューに ☑(チェックマーク) がつきます)。 後は普通のメールの場合と同じです。 |
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