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 Affiliate Id Swapping (AIS)
アフィリエイトＩＤスワッピング




Affiliate Id Swapping (AIS) はアフィリエイトリンクに含まれるID値を無効値に変換し、安全なWebアクセスを実現します。
無効値に変換されたアフィリエイトリンクは、アフィリエイトとしては機能しませんが、 リンクとしては有効です。

設定する無効値を自由に設定できるのは 「正規ユーザ機能」です。 試用期間中もAISは完全に機能しますが、代替として設定される無効値は『プロセルピナ』が内部で持つシステム値になります。

AISは、「プロセルピナ」View部のAntiLinkによるWebアクセス、及び 「プロセルピナ」Windowsサービス部のプライベートプロキシで機能します。

「プロセルピナ」の現在のヴァージョンでは、AISはamazonと楽天にのみ対応しています。 その他のアフィリエイトリンクを禁止したい場合は、 AntiAdのホストアクセスブロック機能で アクセス自体を遮断 してください。

 

AISを有効にする


 初期状態で有効です。
有効なときは、 「Enable AIS (AISの使用)」 のメニューにチェックが入っています。


(1) AISのオン・オフ切り替えは、 View部メインフォームのメニューから 「PrivateProxy」 → 「AIS (Affiliate ID Swapping)」 → 「Enable AIS (AISの使用)」 で行います。

 【注】試用期間中は、オン・オフの切り替えはできません (常に有効)。

(2) 「PrivateProxy」 → 「AIS (Affiliate ID Swapping)」 → 「AIS ダミーID編集...」 から、 AISで使用するダミーIDを設定します。
ダミーIDの設定はオプションです。 特に設定しない場合は、「プロセルピナ」が内部で持っているデフォルトのダミーIDが使用されます。

 【注】試用期間中は、 「AIS ダミーID編集...」 のメニューは使用できません。

「プロセルピナ」の現在のヴァージョンでは、Amazon用のダミーIDを指定することができます。
楽天のアフィリエイトリンクは、ID部分を省略することでリンクを安全化しているので、 ダミーIDを設定する必要がありません。

ダミーIDを指定する場合、 既にアフィリエイトIDを取得している場合は、そのIDを指定することができますが、 ダミーID用に新たにアカウントとアフィリエイトIDを取得し、それを指定したほうがよいでしょう。

 

AISの目的


 アフィリエイトリンクから漏洩する個人情報を事前に防ぐのが、AISの目的です。


Fig.1: 一見普通のサイトでも、あなたのプライバシーが漏洩するかも…


新聞には毎日、個人情報の漏洩のニュースが掲載されています。

読めばわかるように、比較的信頼される大手業者も全く例外ではありません。 個人情報は日々漏洩し続けています。

隠蔽されたケースまで含めれば、おそらくかなりの量のプライバシーが あなたが信頼している業者からも漏洩しているでしょう。 		 

常態化した漏洩 … 業者のサイトから「お詫び」の文字が消えることはありません (画像は某大手ISP業者のトップページ)


 
業者からの情報漏洩における最大の問題は、 具体的な被害や恐怖が身に及ぶまで漏洩された本人が全く気づかないことです。

このことは、「当社の情報管理は万全です」という業者側の言葉をうっかり信じてしまう要因にもなっています。

「わたしの個人的な情報が、漏れてるのではないかしら？」 － しかしそう気付いた時には致命的に遅いでしょう。 既に何千という悪徳業者に個人情報が流れた後かもしれません。
良くも悪くも インターネットに国境は無いのです。

個人情報の秘密を守るには、各個人が万全の対策を行わなければなりません。 ウィルス対策ソフトだけでは不完全なのです。



Blog(日記)などに貼られている「おすすめ商品」などのAffiliateリンクは、 あなたとお店の間だけの関係であるショッピングに、全く無関係な第三者が介在するシステムです。

そしてその「業者からおカネを貰う第三者」が何者であるかは、 あなたは決して知ることができません。

万が一、 あなたの個人情報がアフィリエイト業者からその「第三者」に漏洩したとなると、 あなたは極めて危険な状況に陥ります。
この危険性は 大手業者であっても十分にあります。

皮肉的な言い方になりますが、 ネットに限らず全ての個人情報の漏洩は、 「当社の個人情報の管理は万全です」と宣言する業者からしか発生していない のです。

   止まらない！
個人情報漏洩


安心と言ってるのは
業者だけという現実 		 
あなたの個人的な商行為に、まったく無関係な第三者が介在して利益を享受するという アフィリエイトのシステムは あなたの個人情報漏洩の危険度を一方的に増大させるだけで、 全く何のメリットもありません。

その為、セキュリティに敏感なユーザーは、 たとえ訪れたページに興味を引く商品が紹介されていたとしても、 その場でアフィリエイトリンクをクリックしないで、改めてお店のサイトのトップページからログインし、 商品を検索するという手間をかけています。
そして、そういった手間をかけるほどの興味が持てない商品だった場合は、 商品の購入自体を放棄しているのです。

残念ながら日本では、こうした安全性に関する認識が まだまだ低いのが現状のようです。
しかしそれも今後は急速に変わっていくと想像されています。
それが、世界的にインターネット利用者のセキュリティに関する意識の新しい潮流であり、 既に大きな流れになりつつあるからです。
「プロセルピナ」のAISは、こうした認識の変化をヒントにして開発された、最新のセキュリティ機能です。


こうした今の状況では 商品に興味を持ったユーザは面倒な手順を踏まなければならないばかりか、 途中で商品の興味を放棄されると お店にとっても売上機会の損失につながります。

「プロセルピナ」のプライベートプロキシで実装している Affiliate Id Swapping (AIS) は、この不便を解消し、 Affiliateのリンクでも安全に商品情報にアクセスすることができるようにする機能です。

   あなたと、
あなたが大好きなお店との
幸せな関係のために－

PROSERPINE AIS

 

IDを交換してAffiliateを無効化


 AISは、アフィリエイトリンクに含まれる「無関係な第三者」のIDを、ユーザが指定した ダミーIDの値に交換(swapping)、 またはリンクから削除することで、 アフィリエイトリンクを無効化しています。

プライベートプロキシの場合、 AISが機能している場合でも Webブラウザのナビゲーションツールバーには変換前のURLがそのまま表示されますが、 実際にサーバにアクセスされるときにはID部分が変換されたものになっています。 これはHttpアクセスログで確認することができます。 Httpアクセスログには実際にインターネットに送信されたURLが記録されています。
→ Httpアクセスログ

ダミーIDに任意の文字列を指定する場合(デフォルト以外を使用する場合)は、 AIS用に自分でIDを用意してそれを使用するか、 使われる可能性のない全く架空のものにする必要があります。
既にアフィリエイトIDを取得しているなら、 ダミーIDに自分のIDを指定することでもリンクを安全化することができますが、 AmazonなどではアフィリエイトIDの取得は無料で行えるので、 AIS用にダミーIDを取得しておくとよいでしょう。

Amazonでは、自分自身のIDが指定されているアフィリエイトリンクは、 商品情報にはアクセスできますがアフィリエイトとしては無効になります。 また万が一「第三者」に情報漏洩が発生しても 自分の情報が自分自身に流れるだけになるので 無害化することが可能です。

アフィリエイトIDを取得していない場合(しない場合)、 信頼できる友人のIDを指定することでも、 ある程度の安全性を確保することができます。
この場合、全世界のアフィリエイトリンクは、あなたの友人のアフィリエイトリンクになります。 あなたがネットでお買い物をすると、その友人がちょっぴり幸せになるかもしれません。
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