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■ AntiAdフィルタ書式 (ページ編集系)
  !Aコマンド
AntiAd Filter

「ページ編集系」のフィルタ定義は、 主に「サイト個別フィルタ」で使用されます。

 

!Aコマンド 書式


Webページのソースコードから、ハイパーリンクの範囲を削除します。

Format1:  !A   TargetHost   a-tag-keyword 

Format2:  !A   TargetHost   a-tag-keyword♐»»replace_string

フィルタ種別識別子: !A

TargetHost で指定するホストの指定方法については、 ページ編集系コマンドでのホスト指定 を参照してください。

a-tag-keyword には、A要素の開始タグ内に含まれるものを ASCII文字列で指定します (実装的にはUTF-8として処理されます)。 例えば、idアトリビュートや、 hrefアトリビュートなどで指定されている文字列を指定します。

実際にWebブラウザの画面でクリックできる文字列 (A要素開始タグ直後から、A要素終了タグまでの間にある文字列)は a-tag-keyword による指定の対象外です。

 

記述例


次の例では、.example.com のサイトから応答された情報から、開始タグ内に
  /images/ads/
の文字列を含むリンクを削除します。
削除されるのは、リンク(A要素)の 開始タグ先頭(<a ~)から、終了タグ末尾(</a>)までの範囲です。


Fig.1: 開始タグ内に /images/ads/ を含むリンクを削除

上記Fig.1の例で、次のようなリンクを削除することができます。
  <a href="swindle/images/ads/one_click_fraud.cgi">CLICK HERE</a>
クリックできる部分(CLICK HERE)も含めて、A要素全体が削除されます。

次の場合は、開始タグに /images/ads/ を含まないので、上記Fig.1の例では 削除されません。
  <a href="swindle/trickery/ads/one_click_fraud.cgi">/images/ads/</a>
このリンクはそのまま残ります。

 

replace_stringの指定


(置換モードのサポートは「プロセルピナ」version1.06以降になります)

replace_stringを指定すると置換モードになります。 置換モードでは、 a-tag-keyword でハイパーリンクを削除した後、その位置に指定された文字列を挿入します。

例えば、 URLに /ads/ を含むハイパーリンクを削除したあと、その位置に http://www.example.com/dummy.gif の画像を挿入したい場合は、次のように記述します。

  !A .example.com /ads/♐»»<img src="http://www.example.com/dummy.gif">

置換記号 ♐»»は、 記号と、 »記号2連続の3文字です。
詳細は 置換記号 ♐»» を参照してください。

置換で挿入する文字列(replace_string)は、imgタグ以外でもかまいません。
日本語などを指定したい場合は、 >>>~: のプレフィクスでエンコードを指定してください。
例えば、 URLに /ads/ を含むハイパーリンクを削除したあと、その位置に あいうえお の文字をShift_JISで挿入したい場合は、次のように記述します。

  !A .example.com /ads/♐»»>>>Shift_JIS:あいうえお

replace_stringで指定する文字列の書式の詳細は ページ編集系コマンドでの文字列指定 を参照してください。

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