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■ AntiAdフィルタ書式 (ページ編集系)
  !コマンド
AntiAd Filter

「ページ編集系」のAntiAdフィルタコマンドは、 主に「サイト個別フィルタ」で使用されます。

 

!コマンド


 Webページから、指定された範囲を削除します。

【書式】
 !   TargetHost   StartMark<===DEL===>EndMark 
フィルタ種別識別子: !

次の例では、 .example.comに適合するサイト(www.example.com など) から応答されたページから、
  "AD space01" ～ "/AD space01"
の範囲が削除されます。


Fig.1: 範囲指定で削除

TargetHost には対象となるホストを指定します。 上記の例では .example.com が指定されています。
詳しい指定方法については、
  ページ編集系コマンドでのホスト指定
を参照してください。

削除されるのは、 StartMark から EndMark までの間です。
StartMark と EndMark で指定された部分自体も削除されます。
例えば、
    <-- AD space01 --> [広告] <-- /AD space01 -->  
という部分があったとすると、上記の Fig.1 のコマンドで削除される範囲は 次の赤い部分になります。
    <-- AD space01 --> [広告] <-- /AD space01 -->  

StartMarkと EndMarkは、
  <===DEL===>
の前後に、スペースを入れずに記述します。
上記Fig.1の例のように、 StartMarkと EndMarkには、中間に半角スペースを含んだ指定が可能です。

 

StartMarkとEndMarkに日本語を含める場合について


 StartMarkと EndMarkには、 それぞれにエンコードを指定することができます。 エンコードは、
  >>>MarkerEncodeType:Marker
の形式で指定します。

MarkerEncodeTypeとMarkerの間は  : 文字(半角コロン) で区切ります。 先頭には  > (半角不等号記号) を３つ連続して記述し、エンコード指定が含まれることを示します。

例えば、EUC-JPでエンコードされているページで、
  <!--- /// PRスペシャル枠開始
から
  PRスペシャル枠終了 /// --->
までの間を削除する場合は 次のような表記になります。


Fig.2: 範囲指定で削除

StartMark と EndMark の指定方法の詳細は、 ページ編集系コマンドでの文字列指定 を参照してください。

 

置換モード (version1.06.08以降)


 削除したあとに代替の文字列を入れる置換モードを指定することができます。 (『プロセルピナ』version 1.06.08 以降でサポート)

 置換には 置換記号 ♐»» を使用します。

【書式】
 !   TargetHost   StartMark<===DEL===>EndMark♐»»ReplaceString  
フィルタ種別識別子: !


Fig.3: 置換モードの例

上記 Fig.3 の例では指定範囲が、 <!-- DELETED --> に置換されます。
置換文字列の指定方法は ページ編集系コマンドでの文字列指定 を参照してください。


Fig.3: 日本語を含むコメントで置換する例
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