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PCの設定
IEサーバ同時接続数変更
 




このページでは、 マイクロソフトの インターネットエクスプローラ(IE, Internet Explorer) が、 ネット上のWebサーバに「同時に」接続するHTTPコネクションの数を変更する手順を説明しています。
1ページ内で多数の画像を表示する画面などで、アクセス速度が向上します。

 

変更する手順


「プロセルピナ」View部メインフォームのメニューから 「PrivateProxy」 → 「Webブラウザの設定 (Settings)」 → 「IE同時接続数変更 (Max Connection) ...」 を選択し、設定フォームを開きます。

開いたフォームから同時接続数を指定します。

WebブラウザによるWebサーバへの接続も TCP/IP接続 のうちの1つです。 Windowsに設定されている TCP/IP同時接続数 を越える値を IEサーバ同時接続数 に設定しても、 最大でも TCP/IP同時接続数 までしか接続できません。
TCP/IP同時接続数はWindows XPの場合 10 という非常に小さな値に設定されています (XP SP2 以降、それ以前のXPは無制限)。 この値の変更については TCP/IP同時接続数の変更 を参照してください。

TCP/IP同時接続数を変更した場合、次の図のように、インターネットエクスプローラ(iexplore)から 10を超える接続が可能になり、表示速度がアップします。

(クリックで拡大)
TCP/IP同時接続数解除でIEも高速化 (画面はnetstatによる接続の表示)

 

詳細


Webサイトからファイルや画像をダウンロードするとき、 「同一サーバから同時に」ダウンロードできる数には制限があります。
IE(Internet Explorer)では、Webサーバとの同時最大接続数は、 HTTP 1.0サーバなら4、 HTTP 1.1サーバなら2 に制限されています。
これはHTTPプロトコルの仕様上の制限で、IEはそれに準拠しています。

たとえば、大きな画像が何枚も貼り付けてあるページにアクセスした場合、 それらの画像が同じサーバに置かれていると、 この制限に引っかかることにより、ページ全体が表示されるまでに時間がかかることになります。 (逆に言えば、大きな画像が何枚も貼り付けてあるページでも、それらの画像が全て別のサーバに置かれているなら この制限には引っかからないので、遅くなりません)

この 同時接続数 を変更することで、接続速度を向上させ、快適に使うことができるようになります。

HTTPプロトコルに、このような仕様上の制限が設定されているのは、Webサーバの負荷軽減が目的です。
同時接続数を増やすと、HTTPプロトコルの勧告には準拠しないことになります。 増やし過ぎると、Webサーバに対する攻撃(不必要な負荷をかけている)と誤認され、 接続がエラーになる可能性もありますので、極端に大きな値は設定しないようにします。
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