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 file pathInfoコマンド
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file pathInfoコマンド


 ・ fileで指定したファイルのパス情報を index または strl.index で指定した位置以降に設定します。

 ・ O:size で指定した int[ ] または intl[ ] の変数に ファイルサイズを設定します。

 ・ O:md5Hash で指定した str[ ] または strl[ ] の変数に MD5-Hash値を文字列で設定します。
bin[ ] または binl[ ] を指定した場合はバイナリ値のまま設定します。
indexを指定した場合、 パス、ファイル名、拡張子 の３つの部分に分解されたファイル情報を取得することができます。

 結果を strl[ ] の文字列配列に設定する場合は strl.index で 設定を開始するインデックスを指定します。
strl.indexで格納先を指定する場合は、indexは指定しません。

 fileで指定したファイルが存在しない場合は、 指定先の文字列配列のそれぞれに 空の文字列が設定されます。

 

記述例


   file pathInfo:  file="C:\\MyFile\\image\\sample.jpg"  index=5;

file=で指定した文字列の内容が C:\\MyFile\\image\\sample.jpg 、 index=で 5 を指定しているので、 次のように設定されます。

   str[5] = C:\MyFile\image
  str[6] = sample
  str[7] = jpg


● 各パラメータは変数による指定が可能です。

   file pathInfo:  file=input[0]  strl.index=int[1]  O:size=intl[10];


● ファイルの指定は、dirとfileのペアで行うこともできます。 この場合はfileにはパス部分が含まれないようにします。
fileにフルパスで指定する場合は、dirは指定しません。

   file pathInfo: dir="C:\\MyFile\\image" file="sample.jpg" index=5;

 dir= と file= のパラメータによるファイルの指定


● ファイルサイズだけを取得したい場合はindexの指定は省略します。

   file pathInfo:  dir=Dir.Desktop file="sample.jpg"  O:size=intl[10];


● ファイルのMD5-Hash値を取得するには O:md5Hash= を指定します。
str["md5-string"] に文字列で取得


binl["md5"] にバイナリで取得

 バイナリで取得する場合、設定されるMD5ハッシュバイト列は 16バイト です。
文字列で取得する場合は、このバイト列をダンプしたものです(32文字)。

 

MD5-Hash文字列 の取得
strl["md5-string"] に MD5-Hash文字列 を取得

 上記のコマンドで取得できるMD5-Hash文字列は、次の３行で取得するMD5-Hash文字列と同じです。
strl["md5-string"] に MD5-Hash文字列 を取得
 

メソッドによるファイル情報の取得


 ここで説明するメソッドは、 マクロヴァージョン20090101以降 でのサポートです。

● FilenameDirメソッド

 文字列がファイル名のフルパスの時、そのファイルのパス部を取得します。

 例えば、
  "C:\Work\Temp\image0001.gif".FilenameDir
は、文字列
  C:\Work\Temp
を示します。

● FilenameShortメソッド

 文字列がファイル名のフルパスの時、そのファイルのパス部を取得します。

 例えば、
  "C:\Work\Temp\image0001.gif".FilenameShort
は、文字列
  image0001.gif
を示します。

 次の例は、str[10] に C:\Work\Temp\image0001.gif というファイル名が格納されているときに、このファイルを サーバ(ftp.example.com) に /user/image/image0001.gif という名前でアップロードするものです。
strl["rmtName"]に /user/image/image0001.gif が設定される
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