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 Ex:Img.GetTransparentGifコマンド
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書式


Ex:Img.GetTransparentGif: (Parameters)  

パラメータ :
src= : string, 元のgif画像ファイル
dest= : string, 出力gifファイル名 (フルパス)
trColor= : string, 透過にする色 (オブジェクトファイルで指定)
trColor.image= : string, 透過色にするpixel位置の参考となるgifファイル
O:rslt= : string, コマンド実行結果

このコマンドは、 src= で指定されているgif画像に対し、 trColor= で指定されている色(画像で使用されている色の1つ)を透過にして、新たなgif画像を作成して保存します。

trColor= の指定方法は 色指定オプション を参照してください。

trColor.image= による透過色指定

trColor= のかわりに trColor.image= で透過色を指定することもできます。
trColor.image= には透過色のあるgifファイルをフルパスで指定します。 gifファイルの透過色になっているpixel位置と、 同じ位置にある src=で指定したファイル のpixelの色 を透過色とします。
透過gifを色調補正などで編集すると透過色がキャンセルされてしまったとき、 src= に編集後のファイル、trColor.image= に編集前のファイルを指定して 透過色を復活させるなどの用途で使用するオプションです。
(編集前のファイルには透過になっているpixelが複数ありますが、そのうち最初に見つかったpixelの位置を記憶しておき、 編集後のファイルからその位置にあるpixelの色を取得し、その色を透過色に設定します)

 

透過gif作成のサンプル


次の例は、透過gifを作成するマクロ 「【Sample】 数字gif作成.txt」 です。

Ex:Img.GetObjectコマンド」 で色とフォントのオブジェクトファイルを作成し、 そのファイルのフルパスを Ex:Img.Writeコマンド」 のパラメータとして指定し、gif画像を作成しています。
作成されたgif画像は、 「Ex:Img.GetTransparentGifコマンド」 で透過処理されます。



デスクトップ上の GifSampleフォルダ に、1~20までの数字がitalic(斜体)で入った非透過なgifと、それらを透過にしたgifを作成します。
描画される文字は、 Ex:Img.Writeコマンドw.xPos=-1 center w.yPos=-1 vcenter の指定により 画像の中央に描画するように指定していますが、斜体なので少し右に寄った感じになります。

非透過gif (_number_10.gif)

透過gif (number_10.gif)


 

画像編集で解除された透過gifを透過に戻すサンプル


次の例はデスクトップの "元の透過画像.gif" に フィルタ(カラーマトリックスフィルタ) をかけて青くしたファイル "ワークファイル.bmp" を作成したあと、 それを元のgifファイルと同じ場所を透過にしたgifファイル "編集後の透過画像.gif" を作成する例です。
元ファイル "元の透過画像.gif" で透過色だった部分が "ワークファイル.bmp" では黒になっていますが、これを Ex:Img.GetTransparentGifコマンド で透過に戻しています。



  元の透過画像.gif

  ワークファイル.bmp (透過が解除された状態)

  編集後の透過画像.gif

この例では、元のgif画像に2つのフィルタを適用して (Ex:Img.savePartialコマンド)、 bmp画像を作成しています。
1つは画像をグレースケールにするフィルタ(cMat_grayscale.colorMatrix.txt)、 もう1つは色調を青くするフィルタ(cMat_tintBlue.colorMatrix.txt)です。

フィルタはColor Matrixの数値(ただし整数値-100~100の範囲)を書いたテキストファイルです。
上記で使ったフィルタを次に示します。


グレースケールにするフィルタ (cMat_grayscale.colorMatrix.txt)


色調を青くするフィルタ (cMat_tintBlue.colorMatrix.txt)

フィルタ(カラーマトリックスフィルタ)の作成は テキストエディタでマトリックス値を書いたファイルを直接作成するか、 ColorMatrixツール を使用します。

ColorMatrixツール


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