プロセルピナ
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Top > View部MainForm > メールの操作 > DefaultFiltering > Create Default Mail Filter

 
  デフォルトのメールフィルタの作成 ( F4 キー)
Mail Filter



次の操作が行われたときに、デフォルトのメールフィルタ DefaultFiltering.txt が存在しなかった場合、 DefaultFiltering.txt の作成を行います。
(注:「プロセルピナ」version1.04以降)

 F4 キーが押された。 または、 View部のメインフォームのメニューから 「 メールの操作(Mail) > 振り分け (Default Filtering) 」 が選択された。
View部のメインフォームのメニューから 「 メールの操作(Mail) > 受信メールの振り分け (Filtering) > 振り分けの設定 (Settings)... 」 が選択された。
    DefaultFiltering.txtの作成契機

 

[選択項目] IPブラックリストの使用/未使用


デフォルトのフィルタリング ( F4 キー) を行うときに、 IPブラックリスト を参照するかどうかを指定します。
(ここで行った設定は、 後でフィルタエディタを開いて変更することができます)

[local] ローカルなIPブラックリストを使用する
IPブラックリストを参照してフィルタリングします。
IPブラックリストは、ユーザーでIPを指定して追加することができます。
具体的には、フィルタリングでSPAM local コマンドを使用する設定です。

[No] IPブラックリストは使用しない
デフォルトのフィルタリングで、IPブラックリストを参照しません。
知らないメールアドレスから重要なメールが届くことが多い場合は、安全の為に 「IPブラックリストは使用しない」を選択します。 (または使用するを選択しておいて、ゴミ箱フォルダを定期的にチェックするようにします)

[DNSBL] IPブラックリストとDNSBLを併用する
IPブラックリスト、IP許容リストを参照し、どちらのリストにも無い場合はDNSBLでチェックし、 フィルタリングします。
DNSBLによるチェックはオンラインになる為、比較的フィルタリングに時間がかかるようになります (使用するDNSBLの応答速度によります)。
DNSBLによるチェックで、IPがNG判定(迷惑メール、SPAMの発信に使われるIP)された場合、 そのIPは「プロセルピナ」のIPブラックリストに自動的に追加されます。
具体的には、フィルタリングでSPAMコマンドを使用する設定です。

 

知らないメールアドレスから重要なメールが届くことが多い場合


Publicな(一般に公開されている)DNSBLには、SPAM発信源となったIPが広く掲載されているため、 国内外の大手ISPまでがNG登録されてしまっている場合があります。
また、SPAM発信者に寛容なISPでは、普通のユーザーとSPAM発信業者が同居することになり、 この場合もDNSBLでは IP領域全体でNG登録されます。

「プロセルピナ」では、 国内の大手ISPのうち、迷惑メールの処理に誠意が見られるところは 許容リストに登録しているので安全ですが、 それ以外のISP(特に海外)を経由して、知らないメールアドレスから重要なメールが日常的に届く場合は、 安全をとって、 「IPブラックリストとDNSBLを併用する」 は選択しないようにします。
また、IPブラックリストは、SPAM振分けの実績に基づくDNSBLチェックのローカルキャッシュなので、 「ローカルなIPブラックリストを使用する」 を選択した場合も、普通のメールが 「危険なIPから発信されたのでSPAM」 と誤認される虞れがあります。 (これについては、下記の「IPブラックリストの再構築」も参照)

こういった場合、 デフォルトのメールフィルタを作成する時点では 「IPブラックリストは使用しない」 を選択しておき、フィルタリングは Bayesianフィルタをメインに活用するように、 後で編集することになります。
デフォルトのメールフィルタに Bayesianフィルタを追加するには、フィルタエディタを使用します。
詳しくは次のページを参照してください。
→ デフォルトのフィルタリングにベイジアンフィルタを追加する (フィルタの編集例)

 

IPブラックリストの再構築


「プロセルピナ」は、最初のインストールでIPブラックリストを用意します。 (ヴァージョンアップ等での再インストールで上書きされません)
初期状態で1万件ほどの登録がありますが、このIPブラックリストは 件数を指定していつでも廃棄・整理することができます。
最初からIPブラックリストを構築したい場合は、次のページを参照してください。
→ IPブラックリストを廃棄

実際に自分宛に届いたSPAMメールが経由したIPを調べて、 IPブラックリストを手動再構築する場合、 発信元解析 ( F12 キー) を使用すると便利です。

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