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♛ Filtering Command
From 定義済み文字列
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概要


 定義済み文字列 From は、メール発信者のメールアドレスを意味します。

 具体的には、
  hoge@example.com
といった内容の文字列です。この情報はメールの Fromヘッダ から収集されたものです。

 

使用例


 単純に、定義済み文字列の内容を printコマンド で表示するだけのフィルタの例を示します。
発信アドレスと経由したIPアドレスを列記するフィルタ

 この１行だけのフィルタは、具体的にメールを振り分けるものではありません。 ただ単に、メールの発信アドレスと経由したIPアドレスを列記していきます。
IpList は、 メールの発信アドレスを意味する定義済み文字列です。

【Tips】 上記のフィルタの具体的な動作を、 フィルタエディタのテキストエリアに コピー＆ペーストで設定し、  Run Now ボタン で実行させて 簡単に確認することができます。

フィルタの実行結果は、次のようなものになります。
迷惑メール(SPAM)が分類されているフォルダを開いて、フィルタを実行した例です。
発信アドレスと経由したIPアドレスを列記

 メールが１０件あれば、１０行表示されます。

 

isAddressBookedメソッドでの使用


 メールの振り分けでは、定義済み文字列From は isAddressBookedメソッド などと組み合わせて使用します。isAddressBookedメソッドでは、
  if From.isAddressBooked(" ...
の書式で使用します。
(便宜上、ひとまとめにしたものを From.isAddressBookedコマンド と呼びます)

isAddressBookedメソッドの他に、 isMyAddressメソッド などとも組み合わせて使用します。
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