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ReplyRecentコマンド
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【記述例 1】  (移動:フォルダにメタ定義を含む場合)
  if  ReplyRecent  move  dir="{{GTMAIL_HOME}}\mBox\Reply"


【記述例 2】  (移動:フォルダにメタ定義を含まない場合)
  if  ReplyRecent  move  dir="C:\Documents and Settings\MyName\My Documents\mBox\Reply"
(注:実際には折り返さず 一行で記述します)


【記述例 3】  (フラグを立てる)
  if  ReplyRecent  flag


 
受信したメールが、 「プロセルピナ」から送ったメールの「返信」として送られたものだった場合、 コマンドで指定された処理を行います。

このコマンドでは、 受信したメールが「送ったメールの返信なのかどうか」を、 メールのIn-Reply-Toヘッダに記載されているメッセージIDをキーにして調べます。
このメッセージIDが、「プロセルピナ」で送ったものとして記録されていた場合にのみ、 メールは「返信」と判断されます。
件名(Subject)が「Re:」の文字列で開始されていても、In-Reply-ToヘッダのメッセージIDが 送ったメールのメッセージIDと一致しない限り、 「返信」にはなりません。 逆に、メッセージIDが一致すれば、件名(Subject)が「Re:」で開始されていなくても、正しく「返信」と判定されます。

メッセージIDで返信と確認できるメールであれば、 View部メインフォームで表示した際に、左上に 返信 の文字が黄色背景で表示されます。

相手の使用しているメールクライアントによって、返信操作を行っても In-Reply-Toヘッダが付与されないものがあります (ごく僅かです)。
一方、Webメールでは、 返信にIn-Reply-Toヘッダが付与されないシステムが 数多く見られます。
この為、返信であっても、必ずしもIn-Reply-Toヘッダが付与されているわけではないことに 留意しておく必要があります。 このコマンドで返信と判定されない「返信」もあることに注意してください。

「プリセルピナ」で返信確認用に記録している 送信メールのメッセージIDは、最新の2500件です (デフォルト設定値)。
これ以上の古いメールのメッセージIDは、返信の確認に使用されません。 かなり古いメールを使用した返信をされた場合、このコマンドで「返信」と確認できない場合があります。
Autosend機能を使った自動送信を利用している場合など 比較的短期日で2500件のメールを送信する場合は、 デフォルトの2500件を それより大きな値に変更します。Configファイルmail.sendId.max の項目を追加し、返信確認用に記録しておきたい件数を記述します。
例えば、5000件にするには次の1行を追加します。

    mail.sendId.max: 5000

補足:デフォルトのConfigファイルには mail.sendId.max の定義行はありません。 定義行が無い場合は、内部で持ってる初期値 2500 を使用します。




【応用例 1】
中国(略称でCN)から来たメールを全て ゴミ箱に移動させずに完全削除します。 ただし、出したメールの返信と確認できた場合は削除しません。

 
if  ReplyRecent  Jump:Next
if  IpList.via("CN")  delete
:Next

 
Fig.1: 応用例1

Refer  IpList.viaコマンド
経由国によるチェックは
  IpList.via("○○")
で行うことができます (○○は国を表す略称、中国ならCN)。


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